こんにちは、シュガーです。
最近何かと話題のVR。
『バーチャルリアリティ』と読むらしい。
画面が付いているゴーグルをかけると、映し出された映像の中にいるみたいな体験ができるという。
あまり詳しくないので細かい説明はできません。気になった方はググってみてください。

いつだったか、飛行機に乗っている体験ができるというのを見たことがあります。
つまりVRで飛行機に乗ったつもりになれるのです。正直あまり面白そうとは思いませんでしたが。
このVR。飛行機に乗るだけでなく、旅行にも行けるのだとか。
VRを体験したことがないのでなんとも言えませんが、ショッピングモール等で体験している人が見ている映像が写し出されているのを見ている限り、まだリアリティが足りないと思ってしまっています。
それでもいくら体験とはいえ旅行まで『仮想』する時代なのか!?と思ってしまいました。
ゲーム等だったら現実では体験できない世界なので、体験してみたい!と思っていましたが、現実にある場所なのだからそこに行けばいいんじゃない?と思ってしまうのは、僕が時代についていけなくなってしまっているのかもしれません。
そのうち家から一歩も出ないで世界中を旅行できる日がきそうですね。

ただ画面を見るだけでなく、味覚から聴覚からすべての感覚がリアルに感じられるのでしょう。
貴方はそこで現実とは違う、もしかしたらすごい人として『仮想世界』で暮らしているのかもしれません。
そして『現実世界』で実際に飛行機に乗って片道八時間かけてハワイまで行った僕を笑うのです。
「ははは、まだ飛行機に乗って旅行に行ってるのかい?俺なんてゴーグルかけるだけで世界中を飛び回れるんだぜ?」
こういう風な世の中がくるのかもしれません。
もちろんそんな『仮想世界』でも仕事をしないと、『仮想世界』で使えるお金は貰えない筈です。
オンラインでプレイしている人と繋がっているのでしょうから、お金がどんどん湧いてくるわけではないと思います。
なのでそこでも働くことになるのです。
『現実世界』で働くか、『仮想世界』で働くかの違いです。貧乏人は結局、どちらの世界でも働かなければいけないのです。
そしてふと思うのでしょう。どちらが本当の現実の世界なんだ?
気付いた時にはもう遅く。自分ではどちらが現実なのかわからなくなってしまい、現実と仮想の狭間でもがき苦しむことになるかもしれません。
現実の世界から逃げるために『仮想世界』に行ったのに結局『仮想世界』でも苦しむことになる。
なんと悲しいことでしょう。
技術がいくら進んでも苦しむことはなくならない。
むしろどんどん苦しくなっていく。
仕事中にそんなことを考えて、現実逃避をしていました。
とにかく技術の進歩というのはものすごいということです。
冗談抜きにいずれは『現実世界』と『仮想世界』のそれぞれの生活、仕事の両立を迫られるとんでもない時代がくる気がします。
ほんの数年先にくるかもしれませんよ?
僕が知らないだけで実はもう来ているのか?
それともこの世界が本当は『仮想世界』だったりして?
『現実世界』の僕は一体何を!?
僕がセミリタイアできる日は来るのだろうか。